2015年08月27日 21:47

「一般受け」なんて作れない

Twitterに書いたことをまとめてみます。
最近のブログ記事はこんなのばかりですが…。


 先日、あるスマホアプリのメーカーが音ゲーのアプリを出すことになり、その音ゲーへの曲提供のアーティストを募集していまして。
 サイトの応募ページを見て、ダメもとで応募してみたんです。
 その際、審査用にデモ音源が必要ということで、自作の楽曲が乗っている動画のアドレスを書いて送りました。
 数日後結果が届きまして…まぁ、落ちたわけですが。
 単に実力不足だったのだなぁ、と思ったのですが、こんなツイートが目に留まったんです。

(ツイート引用)

「『プロになるには自分の好きな事だけをやっては駄目だ。一般ウケする感性を身に付けねばならない』と『プロとして生き抜く為には客の声ばかり気にしては駄目だ。己の好きを貫くべし』が悪魔合体すると『生まれ持った感性がたまたま世間の需要に合致した天才だけが生き残る』という身も蓋もない話に」

(引用ここまで)

 これを見て、他のツイートも見たんですが、そういえば音ゲーの収録曲ってこういう「自分の感性と世間の需要が一致した」一般受けする曲ばかりだよなぁ、と思いました。
 自分の作る曲やゲームが一般に受けるか、といえばそんなことは全くないですね。
 「円周率からメロディを作る」とか「1オクターブ12音のうち2音だけを使ってメロディを作る」とか一般に受けるわきゃない。
 先のアーティストに落ちた理由はその「一般受けする曲が作れないと判断された」というのもあるでしょうね。
(送ったデモ音源の1つが「2音だけのメロディ」)

 ま、一般受けする作品を作る技術力なんて持ち合わせてないので、これからも自分の思った作品を作っていくと思います。
 私にとって作品は「実験の結果」であり「芸術」ですから…いやまぁ芸術か?と言われればアレですけどね(笑)


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